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送付状(添え状)の書き方|記載項目と例文【見本付き】

履歴書の送付・提出マナー最終更新日:2026.06.13

送付状(添え状)は、応募書類を郵送するときに一番上に添えるあいさつ状です。役割と必要な記載項目、書く順番、簡潔にまとめるコツを見本付きで解説します。あって当たり前の書類なので、ないと「マナーを知らない人」と見られかねません。

この記事のポイント

  • ✓送付状は応募書類の一番上に添えるあいさつ状
  • ✓日付・宛名・あいさつ・応募の趣旨・同封書類を順に書く
  • ✓A4一枚に簡潔にまとめるのが基本
  • ✓手書き・パソコンどちらでも可。書類はパソコン作成が読みやすい
送付状(添え状)の書き方|記載項目と例文【見本付き】

送付状とは?

送付状は、応募書類を送るときに同封するビジネス文書です。封筒に履歴書を一通だけ入れて送るのは少し不躾。「誰が・何の目的で・何を送ったか」を伝えるのが送付状の役割です。履歴書とセットで出すのが正式なマナーです。

採用担当への挨拶と応募の意思を伝える

対面の挨拶代わりに、応募の意図を簡潔に示す。「貴社の○○に魅力を感じ応募しました」と一言添える程度でよく、詳しい志望動機は履歴書・職務経歴書で。最初に目に入る書類なので、敬語・マナーも見られる。

同封書類の一覧を伝える(目次の役割)

封筒に何が入っているかを示す。履歴書・職務経歴書・紹介状など複数あるときに整理しやすく、不足や紛失にも気づける。自分の封入前ダブルチェックにもなる。

履歴書・職務経歴書の補足にもなる

書ききれなかった応募理由や興味を簡潔に補える。ただしあくまで『補足』。一番伝えたいことは履歴書・職務経歴書に書く。

送付状は必要?企業はどれだけ重視している?

結論、必須ではないが、あると好印象です。重視度の実際を押さえておきましょう。

必須ではないが、あると好印象

送付状があると『ビジネスマナーが身についている』『丁寧な人』という第一印象に。他の応募者と差をつけるためにも添えるのがおすすめ。

社会人としての常識が伝わる

正しい挨拶文や同封書類の一覧で、マナーを理解していることが伝わる。特に転職では差がつく要素。ただし形式的なものなので、凝りすぎず無難にまとめる。

なくても合否に直結はしない

選考で重視されるのは履歴書・職務経歴書の中身。添え忘れても慌てる必要はない。ただ『履歴書と送付状はワンセット』という意識は習慣に。

送付状が必要なケース・不要なケース

提出方法によって、送付状が要るか要らないかが決まります。

送付状ケース理由
必要郵送するとき対面の挨拶ができない代わりに丁寧さを伝える
不要手渡しするとき挨拶は口頭で伝えられる
不要Web・メール提出本文で同封書類を示せる。余計なファイルを開かせない
不要応募先が「不要」と明示指示に従う

【状況別】送付状の例文ポイント

基本の形は同じでも、書く内容の軸は状況で変わります。テンプレートを土台に、宛名・本文は必ず書き換えましょう。

汎用(基本形)

日付・宛名・差出人は書類上部に。頭語・時候の挨拶はコピペでなく送付時期に合うものを。最後に誤字と全体バランスを見直す。

転職

実務経験・保有資格を1〜2文で簡潔に、即戦力をアピール。応募企業が求めるスキルに触れる。未経験なら『これまでの○○を活かし早期に戦力となれるよう努めます』と前向きに。

新卒

形式は転職と同じだが軸が違う。実績でなく『ポテンシャル・意欲』を。学業・ゼミ・サークル・バイトの経験を。求める人物像との合致を伝える。

2027年4月1日

株式会社○○ 人事部 御中

山田 太郎
住所・電話・メール

応募書類送付の件

拝啓 時下ますますご清栄のこと…

この度、貴社の求人に応募し…

敬具

記

  • ・履歴書 1部
  • ・職務経歴書 1部

以上

送付状の例文見本(汎用/転職/新卒)

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送付状の正しい書き方

送付状は、上から決まった順で項目を並べます。次の7つを覚えれば、どんな応募でも書けます。

  1. 1

    日付

    一番右上に。作成日でなく投函日を書く。

  2. 2

    宛名

    日付から1行あけて左に。会社名は正式名称((株)はNG)。会社・部署宛ては「御中」、担当者宛ては「様」。

  3. 3

    差出人

    宛名の下、右側に住所・電話・メール・氏名。日中つながる連絡先を。

  4. 4

    件名

    「応募書類の送付につきまして」など。本文より少し大きめだと一目で分かる。

  5. 5

    本文

    頭語(拝啓)+時候の挨拶+発展を喜ぶ表現で書き出し、応募の趣旨を3〜4行で。結語(敬具)は右寄せ。

  6. 6

    同封書類の一覧

    1行あけて中央に「記」。次行から「履歴書 1部」「職務経歴書 1部」など部数を明記(送付状自体は含めない)。

  7. 7

    「以上」

    一覧の後、右下に「以上」と記して締める。

送付状を作る時のマナー

細部の作法も押さえておくと、整った印象になります。

パソコン作成が基本

正式なビジネス文書なのでパソコンが無難(Wordが主流)。手書きも可だが、整理して見せるならパソコンが楽で時短。フォントは明朝・ゴシックなど一般的な書体で。

文体は「です・ます」で統一

話し言葉やカジュアルな表現はNG。同じ語尾が3回以上続くと単調なので、2回までにとどめ表現を工夫。

用紙サイズは他の書類と合わせる

履歴書・職務経歴書がA4なら送付状もA4。A3を二つ折りで送るなら折り後のA4基準で。揃えると整理された印象&ファイリングしやすい。

1枚にまとめる

送付状は『誰が・何を・何枚送ったか』を伝えるもの。長文はNG。印刷前にプレビューで1枚に収まっているか確認。

印象を良くするポイント

基本を押さえたうえで、次の3点を意識すると好印象です。

送付状で印象を上げるコツ

  • ✓志望動機の補足を一文だけ添える(「貴社の技術力に魅力を感じ応募しました」程度。詳細は履歴書へ)
  • ✓時候の挨拶を添えると丁寧(省略可。ベンチャー・IT系は簡潔でも好印象)
  • ✓とにかく簡潔に。長くすると主役の履歴書・職務経歴書が霞む

送付状に関するよくある質問

手書きでもいい?

問題ありません。ただし誤字・修正が目立つので、見栄えと使い回しを考えるとパソコンが無難。パソコン作成は基本的なPCスキルのアピールにも。

テンプレートや定型文は手抜き?

思われません。むしろ誤字・書き漏れを防げてマナーに沿った形になる。ただしそのままコピペはNG。宛名・本文は応募先に合わせて修正・加筆を。

送付状に自己PRを書いていい?

基本は避ける。本来の目的(同封書類を伝える)から外れる。補足程度ならよいが、詳しい自己PRは履歴書・職務経歴書で。

送り忘れたら?

追送や連絡は不要。送付状は挨拶・補足のための文書で、忘れてもマイナスにはなりにくい。気に病まず次の選考に集中を。

使い回してもいい?

差出人情報はそのまま使い回してOK。ただし日付・宛名・本文中の企業名は必ず変更。他社名が残ると心証を損ねるので、チェックリストで確認を。

まとめ|送付状で第一印象を整える

送付状は、項目の順番さえ押さえれば誰でも書けます。郵送なら添える、A4一枚で簡潔に、同封書類を明記する——これだけで丁寧な応募者という印象を残せます。志望動機を一文だけ補い、です・ます調で揃えるとさらに好印象。中身の履歴書・職務経歴書は、下のテンプレートからきれいに作成できます。

SHIMA ENAGA(シマエナガ)

この記事の監修

SHIMA ENAGA現役キャリアアドバイザー/国家資格キャリアコンサルタント

人材紹介会社の現役キャリアアドバイザー。面談約1,000人、書類の添削・作成約800人。国家資格キャリアコンサルタント。得意な分野は20代の未経験転職。接客販売・営業・事務・ITエンジニア・施工管理など。

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